定年リフォームは暮しのリノベ

 こんにちは、

オトナのこばこの住人です。


横浜時代の先輩が今年の12月で定年を迎える。

男女雇用均等法が施行された1986年の女性総合職(←死語だねぇ)第一号である。


今の若人には想像もつかないだろうが

会社の中はけっこうハチャメチャだった(笑)


女子社員はお茶当番があったり(←今やパワハラ)

デスクに灰皿が置いてあったり(←副流煙まん延で受動喫煙状態)

上司が全員男性でセクハラ祭りだったり、、、

数え上げたらきりがないモロモロを経て今の社会がある。


そんな中でバリバリ働いてきた彼女。


一方、住人は高卒でバリバリ働き、大手メーカー本社の管理職になった、たたき上げである。


入口は違えど、昭和・平成をバリキャリとして生きてきたバブリー二人が意気投合するのに時間はかからず、その関係は住人が横浜を離れても細く長く続いている。



「このタイミングを逃したら絶対にできないと思うの…自宅のリフォーム」


定年=還暦を迎えるにあたり

いろいろ考えたらしい。

諸先輩たちをみているので頭では

わかっちゃいたつもりだけれど

実際自分がその立場になると


「もやもやなのよ」


定年後も引き続き嘱託社員として勤務するがその待遇は激変する

自分が思っているほど体力はなくなってきている

何歳まで生きるかわかんないけど…(想定外の長生き)

老後破産なんてことも…(サラリーマンあるある)


「もやもやなのよ」


というもやもやの中身はおそらく

不安・不満・自己評価・存在意義・健康・人間関係・嘱託終了後の先に何があるのか・・・

50代定年間際のあるあるかもしれない。


その解決方法として彼女が希望するのが「自宅のリフォーム」だった。

住人は賛成した。

リフォームすれば目に見えるもの、形がかわる。

これは住居の延命でもあるが

何より住まう人の心の栄養になり、また新たな気持ちで人生を楽しめる。

リセットするのだ。


今までの暮らし、仕事、自分を

リセット!

暮らしのリノベーションじゃーー

イェーイ!

というような話を

静岡県鞠子宿とろろめしの丁子屋


静岡は東海道五十三次の鞠子宿にあるとろろ汁の「丁子屋」さんで語り合った私たちである。


江戸時代初期から400年以上続く静岡で最古のとろろ汁のお店。


この建物は、国の登録有形文化財にもなっている。


リフォームとかリノベとかの次元じゃない日本の歴史がカタチとしてここにあった。


次に遭う時

彼女が笑顔でいてくれることを願ってやまない

自分もな。

うん。

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